(株)小山組は岩手県久慈市新井田4-8-6に本社を置く建設会社です。石工事の建設業許可を保有しています。
石工事の施工
石工事の施工方法は大きく乾式工法と湿式工法に分かれます。建物の構造、使用部位、石材の種類に応じて最適な工法を選択します。近年は耐震安全性の観点から乾式工法が主流になっています。
### 乾式工法
金物(ファスナー)を用いて石材を躯体に固定する工法です。石材の裏側に金物をセットし、躯体に取り付けたアンカーボルトで固定します。石材と躯体の間に空間が生じるため、断熱性が向上し、地震時にも躯体の変形を吸収しやすい構造です。外壁石張りでは乾式工法が標準的に採用されています。
### 湿式工法
石材の裏側にモルタルを詰めて躯体に固着させる工法です。石材と躯体が一体化するため、しっかりとした固定が得られます。ただし、モルタルの硬化収縮や地震時の変形追随性に課題があります。内装の壁や床に使用されることが多いです。
### 床石張りの施工
- **圧着張り**: モルタル下地の上に石材をセメントペーストで圧着する工法です。石厚20mm以上の場合に適用します。
- **改良圧着張り**: 石材裏面にもセメントペーストを塗布してから圧着する、より確実な工法です。
- **密着張り**: 接着剤で石材を下地に直接貼り付ける工法です。石厚が薄い場合に適しています。
### 施工上の注意点
石材は自然素材のため、色調のばらつきがあります。施工前に全数の石材を仮並べし、色合わせ(色の配分調整)を行うことが美しい仕上がりの秘訣です。また、目地の幅と材質の選定も重要で、屋外ではシリコンシーリング材、屋内ではセメント目地材が一般的です。
### 費用の目安
乾式工法による外壁石張りで1m²あたり3万〜8万円(石材費込み)、湿式工法による内壁石張りで2万〜5万円程度です。
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